健康保険

けんこうほけん

健康保険とは公的な医療保険制度の一つで、サラリーマンなど民間企業に勤めている人とその家族が加入します。被保険者と事業主が保険料を負担しあって運用される仕組みになっています。保険料は被保険者・事業主が原則折半で負担し、被保険者は給料から天引きされます。将来自分や家族にふりかかるかもしれない病気やケガ、出産、死亡などに備えて、生活の不安を軽減するための制度です。
健康保険は、厚生労働大臣の認可を得ている健康保険組合によって運営され、その運営は事業主と従業員の代表である議員や理事によって、健康保険法に規定される範囲内で自主的かつ民主的に行われます。なお、健康保険組合が設立されていない事業所は、全国健康保険協会が運営する健康保険（協会けんぽ）に加入することになっています。