直接雇用

ちょくせつこよう

直接雇用とは、企業が労働者を雇う際に企業と労働者との間で直接雇用契約を結ぶことをいいます。正社員という雇用形態が代表的なものです。ほかには、パート・アルバイト、契約社員なども直接雇用となります。これに対して、派遣社員や請負社員のように企業と労働者との間で直接雇用契約を結ばない雇用形態のことを間接雇用といいます。派遣社員として働く場合、勤務先の企業とは直接雇用契約は結びません。雇用契約は派遣社員と派遣会社の間で結ばれます。
労働者派遣法では、派遣社員として同一業務に就業できる期間の上限は3年と定められています。派遣先企業が3年を超えて派遣社員を同一業務で就業させる場合、その派遣社員に直接雇用を申し込む義務が発生します。直接雇用という用語を理解するためには、その対義語である間接雇用についても理解することが重要です。