エン派遣で実施したアンケートによると、お仕事をスタートしたい時期の1ヶ月前から仕事探しを始めようと考える方が最も多いようです。
実際に「応募から就業までにかかった期間」でも、離職中の方も在職中の方も2週間未満~1ヶ月程度の期間を選ぶ人が多く、就業希望時期の1ヶ月前から動けば大きな失敗はない可能性が高いと言って良いでしょう。
現在離職中だったり、今のお仕事の退職が迫っているなどで急いでお仕事を決めたい場合、1週間程度でお仕事をスタートすることも可能です。
期間欄に「急募」「即日スタート」と書かれたお仕事へ応募するのが良いでしょう。
忙しくて派遣会社への訪問に長い時間をとるのが難しければ、web上で事前に登録情報を入力できる派遣会社もあります。いいなと思うお仕事を見つけたら、派遣会社情報をチェックしてみましょう。応募後に派遣会社と連絡をとった際に聞いてみてもいいです。
ちなみに、8月や12月など、企業が長期休みに入りやすいシーズンはスタート時期が遅れる場合もあります。派遣会社へはなるべく早く就業したい旨を伝えておくことをおすすめします。
派遣のお仕事情報にしばしば登場する「即日スタート」という言葉。
即日とは、その名のとおり「当日」のことを指します。その日からでもスタートOKということですが、働き始めるまでに派遣会社への登録や雇用契約の取り交わしなど諸手続きが必要となる為、実際に働き始めるには早くても1週間前後はかかるケースが多いようです。
即日スタートのお仕事が希望にかなっていて、ご自身が働き始められるのが少し先な場合は、派遣会社へ一度相談をしてみましょう。スタート時期を調整してもらえる可能性があります。
早い人は半年以上前からお仕事探しをしているケースもありますが、就業希望時期がまだ先であれば動き出しは早くても2~3ヶ月前で良いでしょう。
本格的にお仕事を探すのは1ヶ月前か早くても2ヶ月前からで、それまでは仕事情報を見て自分の希望を固めたり、相性の良い派遣会社を見つけたり、派遣会社に登録に行くといった時間にすると無駄なく、焦りもなく動けます。
エン派遣では「気になる!」に登録をすると、派遣会社から「応募歓迎」のメッセージが届くことがあります。いくつか登録しておいて、可能性の高いお仕事に応募をするのも、一つの手ですね。
端的にいうと、希望の就業時期のお仕事が揃っていない可能性が高い為です。
企業が派遣会社にオーダーを出すときは、
(1)今いる人の退職が分かったとき
(2)人が必要だと思ったとき
の、大きく2パターンです。
(1)は、派遣コラム【派遣社員の退職手順を解説!退職の意思表示~最終日挨拶まで】 にもあるように、おおむね1ヶ月前までに企業へ連絡されることがほとんどです。退職が分かった後に派遣会社へオーダーとして次の方をお願いされるので、あまり早いタイミングだとお仕事が出回っていない可能性があります。
(2)も、あまり先にスタートする人材を募集するケースは派遣の場合少ないですから、やはり1ヶ月前程度にお仕事が揃うと見ても、大きく現実と乖離は無いでしょう。
いつから動き出すと良いか、ある程度の目処はたちましたか? 次は、希望の時期にお仕事をスタートさせるために大切なポイントを5つ、お伝えします。
求人情報をこまめにチェックすることで、自身が望むお仕事を見逃さずにお仕事探しをすることが可能です。 エン派遣では「条件保存」をすることで毎日2回、あなたの条件にマッチしたお仕事のうち、その日に新しく掲載されたお仕事をお届けします。ぜひ活用ください。
時給はいくら以上か、希望の就業曜日・お休みはいつか、通勤時間は何分以内かなど、希望条件を明確にしておくことが大切です。
同じ条件で検索をしていても、求人情報のうちピンとくるお仕事とそうではないお仕事があると思います。ピンとくるお仕事の特徴を把握しておくことで、応募後や就業後に「何だか思っていたのと違った…」といったミスマッチを防げます。
一方で、希望条件の中で優先順位をつけて、絶対に譲れない「マスト」と出来ればあったほうがいい「ウォント」に分けておくのも大切です。全て譲れない条件に位置づけてしまうと、なかなか全てを満たすお仕事が見つからず、希望の就業時期を逃してしまう恐れがあります。
お仕事との出会いは一期一会です。「相談可」と記載された求人であれば融通が利くこともありますので、ぜひ積極的に応募をしてくださいね。
エン派遣は闇雲な応募はおすすめしていませんが、応募は職場との出会いへの第一歩。その第一歩はぜひ積極的にしてほしいと思っています。
良いお仕事が見つからなかったり、応募したお仕事が他の方で決定してしまうなど、お仕事探しはうまくいくとは限りません。焦らず済むよう、少し余裕をもって活動をするのもおすすめです。
ちなみに、紹介予定派遣の場合は「面接」が入りますので、なおさら少し余裕をもっておくとよいでしょう。
既に登録済みの派遣会社はもちろん、それ以外の派遣会社とも積極的にコミュニケーションをとることが肝要です。登録をしたタイミングでは希望のお仕事がなくても、その後紹介してもらえることもあります。紹介をもらえたら、ぜひ早めにレスポンスをしましょう。派遣会社の方も、あなたのお仕事探しを応援しようとやる気になってくれるはずです。
お仕事探しの時期が調整できる・今のお仕事をもう少し更新してからでもいいなど、希望のスタート時期がない場合、なおさらお仕事探しに踏ん切りがつきにくいですよね。お仕事探しにはいくつかパターンがありますので、ご紹介します。
※6ヶ月以上かけてお仕事をゆったり探している方も少なからずいらっしゃいますので、無理に次のお仕事スタート時期を決める必要はありません。参考までにどうぞ。
一番ポピュラーなタイミングで、今のお仕事が契約満了したすぐ後にお仕事をスタートさせるパターンです。
今のお仕事と並行してお仕事を探さないといけないので少し大変な部分もありますが、ブランクを作らずにお仕事に就けること・収入が絶えないことは大きなメリットといえるでしょう。
契約満了後、1ヶ月や2ヶ月のお休み期間を設けて働き始めるパターンです。
正社員ではなかなか1ヶ月間や2ヶ月間のお休みを取ることはできませんから、派遣の特権と言えるかもしれません。旅行好きな人はオフシーズンにお休みがくるように調整するのもいいでしょう。ちなみに筆者の叔母は、このスタイルで定期的に海外旅行へ行っていました。
ただ、お休み期間中は収入がありませんので、余裕を持った収支計画をたてておきましょう。
3月末の契約満了タイミングでの代替募集や、4月スタートでの増員募集など、とにかく多くお仕事が出てくるのが1月~3月です。できるだけ広い選択肢の中から希望の職場を見つけたいという場合は、この時期にお仕事を探すのがおすすめです。 お仕事が多い一方、その分競争が激しいというデメリットもあります。
いかがでしたか?
文中にある「気になる!」機能や「条件保存」機能は、会員登録後に活用いただけます。ぜひあなたに合った時期に、お仕事探しをスタートしてくださいね。