社内SEのお仕事とは?

社内SEかんたんデータ

未経験OKの求人割合
30%
業務リスト
  • 社内システム開発
  • 保守メンテナンス
  • ヘルプデスク
  • 進捗管理
  • 工程管理
  • 納期調整 など
平均時給
2017
平均勤務時間
7.5時間
平均勤務時間

社内SEの仕事を知ろう!

社内SEの仕事内容とは?

社内SEは、自社内で働くエンジニアのことで、主な仕事内容には「ヘルプデスク」「社内インフラの整備」「保守メンテナンス」「社内システム開発」などがあります。ヘルプデスクでは、「パソコンが動かなくなった」「新入社員が入るからパソコンのセットアップをしてほしい」など、社内のパソコンに関わる悩み・依頼を解決していきます。社内インフラの整備では、社内の情報インフラの設計や、情報セキュリティー対策も担います。保守メンテナンスでは、社内ネットワークや社員のパソコンなどの保守メンテナンスを、社内システム開発では、自社内で使用する社内システムの開発を担います。社内システムを外部に発注する際には、進捗・品質・工数の管理や調整のほか、「どんなシステムが必要なのか」を明らかにするために、現場と直接コミュニケーションをとりながら進めていくこともあります。社内SEは就業先によっても、仕事の進め方や担う業務が変わってきます。大企業で働く場合は、業務分担がされそれぞれの担当分野に別れチームで協力しながら仕事を進めていきます。一方で、中小企業の場合は、一人、もしくは少人数で幅広い業務に対応していくことになります。その分、社内のシステム全体を把握しながら仕事を進めていけるので、より企業経営・戦略に携わりながら仕事を進められる点にやりがいがあります。また、ベンチャー企業など成長期にある企業であれば、新たなシステムの企画や構築に関われる機会も多く、老舗企業など安定期にある企業であれば、既存システムの運用やメンテナンスを主に担うことが多くなるといった違いもあります。

業務リスト
  • 社内システム開発
  • 保守メンテナンス
  • ヘルプデスク
  • 進捗管理
  • 工程管理
  • 納期調整
  • 社内インフラの整備
  • サーバ管理
  • ネットワーク管理
  • PC管理
  • キッティング
  • アカウント管理
  • ツール導入の検討
  • 企画書作成
  • 開発会社の調整
  • テスト運用・実施
  • ソフト設定
  • マニュアル作成
  • データのバックアップ
  • IT機器のトラブル対応
  • 情報セキュリティ対策

社内SEの1日の過ごし方は?

平均勤務時間
7.5時間
平均残業時間
60分/1日
Aさんの場合
9:00
出社、メールチェック、スケジュール・タスクの確認
10:00
ログの確認、ヘルプデスク業務
12:00
ランチ・休憩
13:00
ヘルプデスク業務
15:00
システム開発のための社内打ち合わせ
16:00
打ち合わせ内容の議事録作成、ドキュメント作成
18:30
退社

社内によって身につくスキル

社内SEを経験することで、業務上欠かせないITスキルが向上し、外部の協力会社との進捗を管理するためのマネジメントスキル、関係者と円滑に仕事を進めるためのコミュニケーションスキルを身につけることができます。社内SEは、システム管理や協力会社との調整、社内PCのトラブル対応など、社内システムまわりのあらゆる領域を担当しています。そのため、開発のフロー全般、セキュリティ対策やシステム運用、トラブルシューティングなど、ITに関する幅広い知識が求められます。ある分野を専任で行なうSEよりも、幅広く対応できるIT知識を身につけられることは、社内SEならではと言えます。
また、外部の開発会社と社内からのオーダーをつなぐことも社内SEの重要な役割です。両者の橋渡し役として、プロジェクトの進捗管理、進行の抜け漏れチェック、関係者の参画手配など、全体をまとめて円滑にものごとを進めるためのマネジメント能力を培うことができます。
そして、社内外の人と関わりながら仕事を進めることが多いので、コミュニケーションスキルも磨かれます。外部の協力会社や、社内のシステム担当者だけでなく、IT知識に明るくない人ともやりとりが発生します。パソコンの使い方があまりわかっていない人に対して説明するような場面もあるため、相手が何に困っているのかをしっかり理解し、わかりやすい言葉で説明する能力も求められるのです。

社内SEの経験を持っていると広がるキャリア

社内SEとして経験を積むことで、パソコンや各種ソフトについてはもちろん、社内のインフラ、ネットワーク、システムについての知識が身につきます。知識を強みに情報システム部におけるPL・PM、CIO・CTOを目指す道があります。また、データベースやネットワークなど特定分野に関する知識と技術を身につけ、専門分野のスペシャリストを目指すという道もあります。

社内SEになるには?

未経験からチャレンジできる?

30%
未経験OKの求人の割合

社内SEの求人のうち、30%は未経験からチャレンジ可能なお仕事。未経験OKのお仕事を見つけた際には積極的に応募をしていきましょう!

派遣会社に聞いた「社内SE」に向く人ってどんな人?

  • 男女・年齢問わず、コミュニケーションがとれることが求められます。社内のIT基盤を整備する業務になるため、日々業務を行う中で多くの気付きを見つけ、課題解決に取り組む根気強さも重要です。ランスタッド株式会社randstad technologiesエンジニア事業部
  • 社内SEは社内で発生するPC関連、トラブル対応や外注管理、システム企画、設計、管理、自社プロダクトの開発など、社内の情報システム全般に及びます。 業務範囲は幅広く、多くのユーザー(社員)と密にコミュニケーションを取りながら調整をしながら進める必要があるため、コミュニケーション能力は必須となります。 いくつものプロジェクトを抱えながら進めていく傾向もあるため、マネージメントスキルも求められ、また、外部ベンダー様への要件出しとして高いアウトプット能力も重要です。 社内情報システムに精通し全般のシステム知識を広く知っていること、会社全体の動きや現状を把握しておく役割もあります。 事業を成功させるためにどうしたらよいか、という視点が必要です。 多方面の知識を持つことで社内SEとしての仕事内容の幅は広がり、その分やりがいにも繋がっていくと思います。パーソルクロステクノロジー株式会社IT派遣サービス
  • もっと見る

社内SEに活かせる資格・スキルは?

社内SEの仕事に就くにあたって、特別な資格や免許は必要ありませんが、パソコンやネットワーク、情報セキュリティの知識のほか、多くの人と接する機会が多いためコミュニケーション能力が求められます。資格取得を検討されている場合は、最低限のIT知識を持っていることを証明できる「情報処理技術者試験」や、オラクルやマイクロソフトなどのデータベース関連の資格はどの企業でも活かすことができます。

あると活かせる資格
  • 情報処理技術者試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • システム監査技術者試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
あると活かせるスキル
  • Word
  • Excel
  • Access
  • PowerPoint
  • コミュニケーションスキル

社内SEの志望動機例

社内SEの志望動機例文

  • 例文1:社内SE未経験者・Aさんの場合
    これまで多くの社員を支えてきた経験や独学で身につけてきたプログラミングのスキルを活かし貴社で社内SEとして新しいキャリアを築いていきたいと志望いたしました。前職では総務として、日々多くの社員からの問い合わせや困りごとへの対応をしておりました。多くの社員から頼られるのはやりがいはあったものの、もともと好きで独学で学んでいたプログラミングのスキルも活かしながら働きたいと思うようになったのが社内SEを目指したきっかけです。貴社を志望しているのは、貴社では自社内のシステム開発を上流から下流まで一括で開発に関わることができ多くの経験が積めること、将来的に開発の中心となるような人物を募集していると知り、成長できる環境だと感じたためです。いち早く戦力となれるよう努力していく所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。
  • 例文2:社内SE経験者・Bさんの場合
    前職でのSEの経験と英語スキルが活かせることに魅力を感じ、貴社を志望しました。前職では7年間SEとして勤務していました。Webやアプリの開発に携わっていて、リーダーを任されるなどやりがいを感じていたのですが、英語スキルを磨きたいと思い退職し、1年間ワーキングホリデーにチャレンジし先月帰国をしました。貴社の社内SEは、裁量をもって顧客管理・販売管理など基幹システムが手がけられるという点でこれまでのSE経験が活かせると思い興味を持っています。また、社内にはさまざまな国籍の社員が在籍し英語も飛び交う環境がある点でも、英語スキルを活かしたいという私の希望に合っていると感じ応募しました。貴社の業績に開発の面から寄与していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
志望動機 = 企業や仕事の魅力+自分の経験・スキル

「志望動機が思いつかない」「どの求人に出す志望動機も同じ文章になってしまう」という場合は、企業や仕事の魅力、その企業や仕事で活かせそうなご自身の経験やスキルをまとめてみると志望動機が書きやすくなります。

企業や仕事の魅力ごとに、自分の何が活かせるだろう?と考えていくと、あなただけの志望動機に仕上がりますよ!

なお、派遣ではたらく場合は、志望動機で悩む必要はありません。なぜなら、派遣会社が求職者と企業との間に入り、できることや適性をもとに判断して、お仕事を紹介してくれるためです。 具体的には、お仕事に応募→派遣会社から連絡→派遣会社に行き登録(スキルチェックや希望の確認)、お仕事紹介という流れでお仕事が決まります。

社内SE経験者の声

未経験から社内SEになった人の声

  • 何でも簡単にできると思われがちなのは、この仕事の難しさだと思いました。技術的な話をしても伝わりにくいことも多く、最初はコミュニケーションの難しさを感じる日々でした。48歳/男性
  • 多種多様な案件がまい込んで来るため、広い見識と全ての部署の業務を理解する必要があります。業務改善や運用フローの見直しなどは主体的に動く必要があるので、受身な方だと合わないと感じるかもしれません。40歳/男性
  • 色んな仕事に携わることができました。会社側の理解が追いついていないようなコンピューターシステムの導入後、きちっと仕事が定まっていない時期だったので、色々やらせてもらえる環境でした。48歳/男性
  • 前職が同じIT関連なので経験を活かしてそれなりに動けたが、社内の業務を理解して誰に何を聞くべきかを把握するまでが難しかった。40歳/男性

社内SEの「仕事のやりがい」は?

  • ユーザーの困ったを解決し感謝されたときにやりがいを感じます。プリンターの印刷がどうしてもにじむことがありましたが、設定を変えたところにじみが消えて喜ばれたことがあります。48歳/男性
  • 経営層と一体になりシステムを通して会社全体の業務改善が行える事が大きなやりがい。会社分析を主体となって行い、直接稟議・プレゼンなどの機会が多く為、結果が目の前で決定される事も多々ある。40歳/男性
  • システム設計開発が終わり、設計通りの仕様でアプリケーションが完成した時。仕様上では見えないバグがあり、社内の社員やパートさんには大変な迷惑をかけてしまったこともありましたが、細かなバグを直してシステムが完成した時には大変感動しました。30歳/男性
  • 外部の会社のシステム設計に携わる仕事にも面白みがあるが、社内の社員と密にコミュニケーションを取ることにより、新しい発見にもつながり、仕事の幅が広がるという楽しみもあります。59歳/男性

社内SEの「仕事の厳しさ・難しさ」は?

  • ユーザーがとても近くにいるため、反応がすぐに分かります。間の存在がいないため、何か起こったとき反応をストレートにもらうことになります。社内同士だからこそ歯に衣着せぬ物言いをされるので、ある程度強い心がないと続かないと思います。42歳/男性
  • 業界知識の習得に加え、目まぐるしく変化するIT知識の習得をしながら開発をしていくことは、非常にハードルの高い業務だと思います。59歳/男性
  • 社内SEは特に企業風土の理解が大切なため、転職など職務が変更になった際には、すぐに力を発揮出来ないところが難しい。40歳/男性

社内SEの仕事をして身についたスキル

  • インフラもデータベースもプログラムもwebも満遍なくやる必要がある。そのため、全体を見渡せる俯瞰する能力が磨かれた。また、人と協力しないと出来ない仕事がほとんどなので、察して行動する思考も身に付いたと思う。48歳/男性
  • 会社全体に及ぶ業務知識を得て、IT関連全般の業務設計レベルから運用までありとあらゆる業務携わることができたため、対人スキルと、専門的な知識・トレンドをいち早く取りいれて提案する力が身につきました。40歳/男性
  • 携わったことのない業務の知識を習得し、チーム運営などのマネジメントをしたため、総体的な知識・技術が身についた。59歳/男性
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