デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーのお仕事とは?

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーかんたんデータ

未経験OKの求人割合
19%
業務リスト
  • デザイン画作成
  • 縫製仕様書の作成
  • 素材選定
  • 型紙作成
  • サンプル依頼
  • 納期管理 など
平均時給
1590
平均勤務時間
8時間
平均勤務時間

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの仕事を知ろう!

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの仕事内容とは?

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーのお仕事は、どちらも服を作るための設計図をつくるお仕事です。それぞれのお仕事内容は線引きされることがあります。まずデザイナーは、洋服やバッグなどをデザインするお仕事です。そしてパタンナーは、デザイナーが描いたデザインをもとに、布を裁断するのに使用する型紙を作るお仕事です。パタンナーはデザイナーのアシスタントではなく、お互いに深く関わりを持ちながらデザインは完成されていきます。デザイナーのイメージ通りに型紙を作り、その型紙を見てデザイナーは実際にできる服などのイメージを一緒に作っていくからです。就業先はアパレルメーカー、デザイン事務所やスポーツウェアメーカーなど様々です。自分の関わった仕事が、服飾製品という形になってお店に並んだり誰かが身に着けている姿を見たりしたときは、非常に大きな達成感が味わえます。

業務リスト
  • デザイン画作成
  • 縫製仕様書の作成
  • 素材選定
  • 型紙作成
  • サンプル依頼
  • 納期管理
  • 修正指示
  • 検査関係の手配
  • 仕様書の修正
  • 書類作成
  • 企画打ち合わせ
  • サンプルチェック
  • 市場リサーチ
  • 模型作成
  • コスト交渉
  • 展示会準備
  • 生産指示
  • 生産管理
  • コンセプト立案
  • 仮縫い
  • 工場との確認

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの1日の過ごし方は?

平均勤務時間
8時間
平均残業時間
64分/1日
パタンナーとして働くAさんの場合
9:00
出社、朝礼
9:30
パターン制作
12:00
ランチ・休憩
13:00
クライアントと打ち合わせ
14:00
企画会議・完成品の試着
16:00
パターン制作
18:00
退社

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーによって身につくスキル

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーのお仕事経験を積むことで、当然、ファッションに関する企画力やデザインスキルが向上します。しかしデザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの仕事は、ただデザインを考え、服飾品を作るだけの仕事ではありません。他にないデザインの商品を作ることはもちろんですが、その商品が売れないといけません。そのためには、市場を調査するマーケティングのスキルが必要になります。アパレル市場の動向を調べ、ニーズやトレンドを把握したり、競合他社に同じような商品がないかを調べたりする下準備を行います。したがって市場を調べるマーケティングの力が磨かれます。
また、服飾品を制作するときは様々な人とチームで取り組んでいくため、協調性・コミュニケーションスキルも同時に向上します。デザイナーがデザインを考え、パタンナーが型紙を作成するときに、どうしたらデザイナーの考えたものが実現できるかを考えます。どんな素材を選ぶかや裁断・縫製の仕方によって服飾品の型や質感が変わってくるので、デザイナーとパタンナーは意思疎通を図ってお仕事を進めます。服飾品を作る時の企画から、実際に商品化するまで、ミーティングや方針を合わせることを通してコミュニケーションスキルが磨かれます。

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの経験を持っていると広がるキャリア

はじめはアシスタント業務からスタートして、実務経験を積みながら自分が得意な分野の専門性を突き詰めて、デザイナー・パタンナーとしての腕を磨くことがキャリアアップパターンに挙げられます。ショーやコンテストで実績を上げたりヒット商品を生み出したりと、自分の実力を認めらることで、独立してフリーで活躍するなど、ファッションデザイナーとしてさらにキャリアアップすることも可能。また、デザイン段階での経験を活かして、アパレルメーカーの企画やマーケティング部門に転向することも考えられます。さらに、アパレル業界以外の、グラフィックやインテリアなどのデザイナーとして活躍することもできます。

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーになるには?

未経験からチャレンジできる?

19%
未経験OKの求人の割合

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの求人のうち、19%は未経験からチャレンジ可能なお仕事。未経験OKのお仕事を見つけた際には積極的に応募をしていきましょう!

派遣会社に聞いた「デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナー」に向く人ってどんな人?

  • Illustrator、Photoshopが使えることが前提となります。経験者での募集がメインとなりますが、アルバイトやアシスタントからスタートすることも可能です。デザインする製品によって扱うソフトが変わります。前職がデザイン会社などで、製品理解がある方などが求められることが多いです。ドリームビジョン株式会社
  • 付随する業務が多岐にわたるので、臨機応変に対応できる柔軟性が求められます。サンプル作成やサンプル品の検査など、こまかい作業が得意なことも重要です。情報収集などのマーケット調査など、探求心・流行に敏感な方に向いています。パーソルテンプスタッフ株式会社 CAD・Design事業部

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーに活かせる資格・スキルは?

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーになるために必ず必要な資格はありません。ただ、デザインの基本や製作のおおまかな流れ、生地や素材の知識を持っている必要があります。そのため、服飾系の専門学校でデザイン・型紙・縫製の知識を学んでからデザイナー・パタンナーになることが一般的です。また、「洋裁技術検定」や「ファッション色彩能力検定」といった資格があると就職に有利になることがあります。そして、知識以外の素質だと、ファッションが好きで最新トレンドをキャッチしていくことが楽しいと感じられることも重要です。また、デザイナー・パタンナー・その他製造工場の方などさまざまなスタッフとやりとりをしながら進めるお仕事ですので、イメージのズレなく的確に伝えることができるコミュニケーション能力もとても重要になります。

あると活かせる資格
  • 洋裁技術検定
  • ファッション色彩能力検定
  • パターンメーキング技術検定
あると活かせるスキル
  • CAD

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの志望動機例

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの志望動機例文

  • 例文1:デザイナー未経験者・Aさんの場合
    小さいころから洋服が好きで、デザイン画を描きためてきました。高校卒業後は迷わず地元の美術大学に進学し、デザインを学んできています。貴社のデザイナーを志望したのは、貴社のデザインが幅広い世代のお客様から長きにわたって支持を得ている点に魅力を感じたためです。これまで学んできたことを活かし、老若男女さまざまなお客様に喜んでいただける商品を生み出すデザイナーになりたいと思っています。
  • 例文2:パタンナー経験者・Bさんの場合
    前職では、こども服メーカーのパタンナーとして3年間仕事を続けてきました。月平均10型の軽衣料を担当し、後輩指導なども行なっておりました。以前から貴社の洋服が好きで、毎シーズンチェックし購入もしておりましたが、貴社でパタンナーの募集があることを知り、ぜひものづくりに参加させていただきたいと応募をした次第です。これまでの経験を活かし、貴社で更に成長・貢献を目指していきたいと思っていますので、一度面接の機会をいただければ幸いです。
志望動機 = 企業や仕事の魅力+自分の経験・スキル

「志望動機が思いつかない」「どの求人に出す志望動機も同じ文章になってしまう」という場合は、企業や仕事の魅力、その企業や仕事で活かせそうなご自身の経験やスキルをまとめてみると志望動機が書きやすくなります。

企業や仕事の魅力ごとに、自分の何が活かせるだろう?と考えていくと、あなただけの志望動機に仕上がりますよ!

なお、派遣ではたらく場合は、志望動機で悩む必要はありません。なぜなら、派遣会社が求職者と企業との間に入り、できることや適性をもとに判断して、お仕事を紹介してくれるためです。 具体的には、お仕事に応募→派遣会社から連絡→派遣会社に行き登録(スキルチェックや希望の確認)、お仕事紹介という流れでお仕事が決まります。

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナー経験者の声

未経験からデザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーになった人の声

  • 営業担当と一緒にクライアント先へ訪問し、パタンナーとしてクライアントやデザイナーに意見を言うことができるのがこの仕事の魅力です。自分の考えが大きく商品に反映されることもあるため、手掛けた商品に強い愛着がわきます。25歳/女性
  • 自分の働きによって、今後の会社の発展に貢献できる大きな可能性を秘めていると思います。30歳/男性
  • 多岐に亘り業務を任せてもらえるので、一からものづくりを行うことが出来、個々のスキルアップにも繋がると思います。30歳/女性

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの「仕事のやりがい」は?

  • 自分がお客様のためにデザインを考えたものが、たくさんの人たちの協力を得て商品化され、それがたくさんのお客様のお気に召しご購入いただけた時に大きなやりがいを感じます。店舗からお客様の反応やお声をうかがい、それが狙い通り、またはそれ以上だった時はさらに喜びや達成感・やりがいを感じます。37歳/女性
  • 自分のデザインした服を着ている人に街で会えた時、雑誌に載った時などにやりがいを感じます。また、素材やカラー、形まで全て企画し撮影や資料も手がける事ができ、いろいろな人との関わりもできるのでポジティブなチームワークで仕事が出来た時は達成感があります。55歳/女性
  • 描いては直してを何度も繰り返して提案し、お客様の満足そうなお顔を拝見できた時に喜びややりがいを感じずにはいられません。36歳/女性
  • 自分が引いたパターンの服が商品になり、それを着たお客様を街で見かけた時、頑張って良かったなあって思う。テレビや雑誌で自分の引いたパターンの服をモデルがカッコよく着こなしていて、思った以上に素敵に見える時にやって良かったと思う。44歳/女性
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  • デパートやショップで自分が携わった商品を見たり着ている人を見たときは嬉しいです。また、国内外の生産工場の担当者と直接会って前向きな打合せをし、仕事以外の話もできてコミュニケーションが取れ「あなたのお陰で…」や「分かりやすい指図で…」 と言って頂けた時、やってきた事が間違ってなかったと嬉しく思います。55歳/女性

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの「仕事の厳しさ・難しさ」は?

  • 企業デザイナーですと、利益追求型になりすぎると面白くないものや、時代に見合わない物になったりします。 洋服は飽和状態で普通につくっていては売れない世の中です。消費者もみな価値のあるものにしかお金を出しません。その価値も人それぞれなので、これからはSNSとコラボして人気のあるものつくりをしなければ生き残れないと感じます。55歳/女性
  • 社内だけでなく、商品をしあげるために関わってくださる全ての会社とのコミュニケーションを大切にしなければならない点は難しいところだと思います。時には徹夜で仕事をこなさなければならない事もありますが、楽しいです。54歳/女性
  • 前段階の企画が遅れているのに、納期は変わらず、パタンナーにしわ寄せがきて残業をしなければ完成しないときに仕事の厳しさを感じます。デザインや生地決め、手配がもっと早くに終わっていたらそんな苦労しなくて終わるはずだと思うこともあります。44歳/女性
  • 伝えたいイメージと、受け取り側のイメージが、なかなか一致しないことも多く、打ち合わせを何度も重ねる必要があることがほとんどです。そのやりとりの中でお客さんやクライアントを怒らせてしまったことも、多々ありました。36歳/女性
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  • ブランドコンセプトをベースに、シーズンテーマ×トレンドをどれ位どのように落とし込むか(素材、色、デザイン、コーディネートの見せ方)はセンスを問われる仕事なので、単純に頑張っていても必ず報われる仕事ではないし、資格や今後の保証があるお仕事ではないので難しいと思っています。毎回デザインコンペなどがある時は実力を試される時なので何年経験を積んでいても緊張しますし、プレゼン方法も問われます。また、デザインから実際商品化するまでの工程もたくさんありますので、どう具現化出来るか、デザイナーとしてコミュニケーション能力も問われる難しさがあると思います。37歳/女性

デザイナー(ファッション・アクセサリー)・パタンナーの仕事をして身についたスキル

  • デザイナーはデザインするだけがお仕事ではなく、そのデザインを理解・より良いものになるよう協力してくださる色々な方にきちんと説明が出来なくてはなりません。また、たくさんの協力を得るためには、人柄やコミュニケーション能力が問われると思います。それ以外にも、トレンド予測や分析、マーチャンダイジング的能力も無くてはなりませんし、パターン知識も必要です。どのお仕事に就いても学ぶ事がたくさんあると思いますが、私はデザイナーというお仕事のお陰で様々な能力やスキルが身につきました。(37歳/女性)37歳/女性
  • この仕事には納期が付き物で、制作時間の確保も重要なため、管理能力が身につきました。また、イメージの共有のためのコミュニケーション能力も向上したと思います。36歳/女性
  • 仕事の優先順位や段取りが自然と身につき、知らなかった素材やパターンや縫製の知識も増え、輸出入の手伝いをする事で書類作成や業者さんとのやり取りも覚えられた。 中国の担当者に分かってもらうために簡単な中国語を覚え、簡単な言葉で伝えるコミュニケーション能力も上がった。54歳/女性
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