OAインストラクター・講師・教師の仕事内容は、パソコンなどOA機器の使用方法や、エクセルやパワーポイントなどのソフトウエアの操作方法をレクチャーすることです。教える相手は、主婦や学生からビジネスマンなどさまざまで、初心者向けであればマウスやキーボードの操作から、経験者向けにはVBAや関数など高度なスキルや簡単なホームページの作り方・更新の仕方などを教える場合もあります。講習の時間以外に、指導方法の計画や企画、教材の準備、講習後の進行結果のまとめや、引継ぎが必要な際には別のOAインストラクター・講師・教師に講習の進行・様子を伝えるといったことも仕事です。誰かに「教える」という仕事は常に最新の情報をインプットしておいたり、自身の知識やスキルを磨いておく必要もあるため、専門分野への興味・関心が重要です。もともとパソコンやOA機器に興味がある人にとっては、得意分野を教えられるやりがいがありますし、そうでなかったとしても、初心者の気持ちや躓きやすい箇所を押さえた、わかりやすい講習ができる可能性があります。
OAインストラクター・講師・教師の経験を積むことで、パソコンやOA機器、各種ソフトウエアへの知識が深まります。また、受講者とのやり取りでコミュニケーション能力も磨くことができます。身につけた知識やスキルは様々な職種で応用ができ、事務や営業など別の職種でも活かしていくことができます。もちろん、OAインストラクター・講師・教師としての指導経験を積み、OAインストラクター・講師・教師をまとめたり、指導・育成していくポジションを目指すことができます。
OAインストラクター・講師・教師の求人の半数程度が未経験からチャレンジ可能なお仕事。経験がなくても比較的チャレンジしやすいお仕事です。
OAインストラクター・講師・教師の仕事に就くにあたって、特別な資格や免許は必要ありませんが、教える側としてある程度のパソコンやOA機器、各種ソフトウエアの知識は必須です。資格取得を目指す場合は、WordやExcelなどMicrosoft Officeの活用能力を認定する「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」、Microsoft製品のインストラクター認定資格である「マイクロソフト・オフィシャル・トレーナー(MOT)」、基本的なパソコン操作を指導する能力を測る「パソコン講師資格認定文書処理試験」などを取得しておくと、優遇される可能性があります。
「志望動機が思いつかない」「どの求人に出す志望動機も同じ文章になってしまう」という場合は、企業や仕事の魅力、その企業や仕事で活かせそうなご自身の経験やスキルをまとめてみると志望動機が書きやすくなります。
企業や仕事の魅力ごとに、自分の何が活かせるだろう?と考えていくと、あなただけの志望動機に仕上がりますよ!
なお、派遣ではたらく場合は、志望動機で悩む必要はありません。なぜなら、派遣会社が求職者と企業との間に入り、できることや適正をもとに判断するので、志望動機は必要ありません。
具体的には、気になるお仕事にエントリー(応募)→派遣会社から連絡→派遣会社に行き登録(スキルチェックや希望の確認)、お仕事紹介という流れでお仕事が決まります。