会員登録をすると、プレゼントがもらえるキャンペーンへの参加や質問の投稿など、より便利にサイトを使うことができます。
金融事務とは金融業界における事務のお仕事で、銀行・証券会社・保険会社など働く場所によって仕事内容が異なります。銀行での金融事務は、口座開設・振込み手続きなどの窓口業務のほか、銀行事務センター内での為替・口座振替・手形などの事務、海外送金の受付・手配、貿易取引の事務処理、外国通貨の両替といった業務を担当します。
証券会社での金融事務は、ネット上での口座開設手続きなどを行なう証券口座管理、決算データの入力、財務データや企業のトピックスなどをまとめたアナリストレポートの作成補助、海外にいる営業から集めた市場データを確認・管理するリサーチアシスタントといった業務があります。
保険会社での金融事務は、保険のご案内や見積書・申込書の作成、契約内容のチェック・計上・制作、事故の受付、保険金の支払い処理などの業務を担当します。
対面・電話・メールで直接お客様と接する機会が多いことが、一般企業での事務のお仕事と異なる点です。また、お金を扱う仕事なだけに、金融に関する知識を持っておくことが大切です。専門用語も多く、勉強は最初は大変かもしれませんが、身につけた知識は自分自身の人生設計にも大いに役立てることができます。
金融事務を経験することで身につくのは、なんといっても金融知識です。主な仕事内容はお金まわりの手続きや、お客様に金融商品の説明をすることであるため、金融知識・周辺の法律を理解することは必要不可欠。間違った手続き・説明をしてしまうと、お客様からの信用を失いかねないので、正しい理解が求められます。就業先によっては資格の取得を勧められることがあり、簿記、ファイナンシャルプランナー、証券外務員などの資格を取得される方もいます。
また、金融関連の事務処理を行なう際は、特に慎重さが求められます。なぜなら、個人情報や資産情報のようなかなりデリケートな情報を扱って操作することが多く、すこしのミスが重大な事態に発展してしまう可能性が大きいためです。ミスなく、かつ迅速な事務処理を行えるようになり、これは他の職種においても大変役に立つスキルです。
ほかにも、お客様のご要望を伺ってわかりやすい説明をしたり、窓口対応で気持ちの良い対応をしたり、事故に遭われた方に対して示談交渉をすることがありますので、高いコミュニケーション能力を得られます。相手がなにを求めるかしっかり把握するためのヒアリング能力と、相手に納得していただくための説明能力を特に磨くことができます。
金融事務は、事務職の中でも経験者を求める場合が多いお仕事です。一度経験を積んでおくと、同じ金融事務の仕事に就きやすくなります。また、派遣会社の中には就業中に資格取得ができるようなバックアップ体制を用意している会社もあり、資格を取得することでステップアップを目指すこともできます。金融事務以外では、知識と経験を活かしてファイナンシャルプランナーや、外国為替専門、一般企業の財務へといった道を目指すこともできます。
金融事務の求人の半数程度が未経験からチャレンジ可能なお仕事。経験がなくても比較的チャレンジしやすいお仕事です。
金融事務になる上で絶対に必要な資格はありません。大量のデータをスピーディかつ正確に集計する必要があることもあり、未経験から金融事務を目指す場合は、Excelを中心としたパソコンスキルは身につけておきましょう。経験や知識を求められることの多い金融事務では、未経験からチャレンジする上では資格を取っておくことで優遇されることがあります。持っていると良い資格としては、証券外務員資格、日商簿記、国際会計検定(BATIC)、ファイナンシャルプランナーなどがあります。証券会社では、最近はグローバル展開が強まっていることから、英語のスキルを求める求人が増加の傾向にあります。英語の勉強をしている方やTOEICのスコアによっては、英語力が優遇されることもあります。
「志望動機が思いつかない」「どの求人に出す志望動機も同じ文章になってしまう」という場合は、企業や仕事の魅力、その企業や仕事で活かせそうなご自身の経験やスキルをまとめてみると志望動機が書きやすくなります。
企業や仕事の魅力ごとに、自分の何が活かせるだろう？と考えていくと、あなただけの志望動機に仕上がりますよ！
なお、派遣ではたらく場合は、志望動機で悩む必要はありません。なぜなら、派遣会社が求職者と企業との間に入り、できることや適性をもとに判断して、お仕事を紹介してくれるためです。 具体的には、お仕事に応募→派遣会社から連絡→派遣会社に行き登録（スキルチェックや希望の確認）、お仕事紹介という流れでお仕事が決まります。
