派遣のお仕事クローズアップ
人気の職種を徹底解剖!先輩スタッフさんや派遣会社の担当者に独自インタビューするコーナーです。

2Dデザイナーのオシゴト

絵を描くのが好きだから、毎日が楽しい。ユーザーからの評価もやりがいです。女性 / 24歳
職種名
2Dデザイナー
仕事内容
スマホ向けゲームにおける2Dデザイン全般
プロフィール
年齢
24歳
お仕事経験
ゲーム会社でのキャラクターデザイン、ユーザーインタフェースデザインなど
資格・特技
絵を描くこと
現在の派遣先
ゲーム会社
派遣会社
シリコンスタジオ株式会社
収入
平日5日勤務、残業がたまにあり、月30万円台
現在、担当している仕事内容を詳しく教えてください。
ゲーム会社にてスマホ向けゲームの開発に携わっています。ユーザーインターフェースやキャラクター、バナーなどの2Dデザイン全般を担当しています。ユーザーインターフェース(UI)とは、ユーザーが操作する画面のことです。その他、外注スタッフから上がってきたデザインのチェックなど、「何でもできるようになりたい」と思っているので基本的に依頼された仕事は断らず、スキルが足りないのであれば勉強するというスタンスで臨んでいます。お客さまからの要望に変更がかかったり、他の人に頼んでいた業務が上がってこなかったりと、仕事のスケジュールは流動的になりがちなので、臨機応変に対応しています。
このお仕事を選ばれた理由を教えてください。
幼稚園の頃から、絵を描くのが好きだったというのが一番の理由です。高校生の時にはデッサンを学ぶためにスクールに通ったり、大学時代もアルバイトで外注のイラストレーターとして働いたり。ごく自然に、絵に触れることのできる道を選んでいました。

2Dデザイナーのお仕事に就いた当初はイラストを描くことがメインでしたが、今ではスマホ画面のUIデザインなどを担当しています。どのようなデザインならゲームの世界観を表現しつつ押しやすいボタンになるか…などを考えながらデザインをしているので以前よりも表現・思考の幅が広がったと感じています。
2Dデザイナーのお仕事のやりがいは、どんなところですか?
一番のやりがいは、自分が携わったゲームや制作物に対し、その反応が分かるということです。twitterなどで誰かに評価してもらえたり、自分が意図した通りの意見をもらえたりした時は、「このユーザーの欲しいものを創ることができた!」と嬉しくなりますね。

また、もう1つのやりがいが、チーム全員で協力をして納品という目標に向かい、無事にリリースできた時の達成感を味わえる点ですね。一緒に働く周りの人から頼られる存在でありたいと思うので、プロジェクトごとに自分のチカラを出し切ってチームに貢献できるようにしています。時に自分の力不足を感じることがあり、そのような時はとても悔しい思いをします。
このお仕事に役立ったこれまでの経験やスキル、資格はありますか?
これまでに積み上げてきた経験が役に立っています。プロジェクトの数をこなせばこなすほど、自分のスキルが上がると感じています。仕事中にやったことと同じことを家でももう一度やってみたり、他の人が制作したバナーやイラストを分析したり、スマホの新しいゲームが出たらすぐにダウンロードして一通りチェックしたり。2Dデザイナーとして手がけられる幅を広げるには、経験を積み上げるというのが一番だと思います。
このお仕事を通じて、新たに身に付いたスキルがあったら教えてください。
UIデザインを手がけるようになり、自分の絵の技術が上がりました。UIをデザインする際にはユーザー心理を踏まえた上での表現が求められるため、絵を描く時にもユーザーのことを考えながら描けるようになりました。その経験のおかげで、上達したのだと思います。
このお仕事を目指す人にひとことをお願いします!
絵を描くことやデザインが好きなら、ぜひ2Dデザイナーを目指してください!逆に言えば、好きでないなら続かない仕事でもあります。経験が評価される職種なので、まずは実務経験を積むのが近道。アルバイトなどであれば実務経験を問わない場合もあるので、まずはそのようなところからスタートすると良いと思いますよ。私は小さい頃から絵を描くのが好きなので、いまの仕事を本当に楽しんでいます。「毎日、楽しい」と言える仕事に就けるのは幸せなことです。興味がある方は、ぜひチャレンジしてください。
派遣会社に聞いた!2Dデザイナー
2Dデザイナーで多いお仕事の内容について教えてください。
ゲーム会社でのお仕事が増えていますが、他にも2Dデザイナーの勤務先としてはエンタメ系企業、WEB制作会社、映像系制作会社などがあります。お仕事の内容を大きく分けるとイラストレーターとUIデザイナーという2つに分けられます。イラストレーターは、キャラや絵を描いたりするのがメインの仕事。そして、UIデザイナーはよりユーザーがアクティブになれるようゲームの世界観などにあわせてボタンやバナーなどをデザインするのがメインの仕事となります。特にアプリなどは、季節ごとにゲーム内でイベントを開催したり、その告知をしたりと比較的短いスパンでデザインのリリースが行なわれます。
2Dデザイナーのお仕事の傾向について教えてください。
ゲーム会社でのお仕事が増えています。スマートフォンやパソコンなどで他のユーザーと協力し合いながらプレイする“ソーシャルゲーム”やゲーム機とゲームソフトでプレイする“コンシューマーゲーム”問わず増えている状況です。ここ数年の傾向としては、ソーシャルゲームの市場が拡大し、コンシューマーゲームと同じくらいの市場規模にまで膨らみました。
また、ゲーム上で技術的にできることが増えているため、以前よりも高いスキルや経験を求められるようになっています。一方で、PCやスマートフォン、タブレットなどの映像やWEBサイトを表現する場が増加しているため、クリエイターが表現できる場が広がっております。そのような理由から、デザイナーの需要が高まっているので、スキルの低い方も今はチャレンジしやすいタイミングと言えます。
未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
スクールに通ったり独学で学んだ方であれば、未経験からでも就業できる可能性はあります。特に、いま世の中に求められているテイストを表現できる方ですと、経験よりもその能力を認めてもらえることがあります。ただ、やはり実務経験が一番評価される世界。まずは経験を積むことを目標にし、仕事に就いたらできるだけ幅広い経験を積んでいくと良いと思います。
どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
その時代に求められるテイストのデザインに合わせることができると、時給アップにつながります。今の流行を敏感に汲み取り、自身のポートフォリオを充実させることができれば、特に伸びている会社に就業することができるので、良い条件で就業することができると思います。
このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
会社により求められるものが異なりますが、共通して言えるのは「アーティストよりもクリエイターな方」。自分の表現したいものを表現するのではなく、求められている世界観に合ったアウトプットができる方が求められます。そのためには、コミュニケーションスキルが必要です。お客様の要望を的確に汲み取って、それを表現できる方ですと、このお仕事で活躍できると思います。
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