- 2Dデザイナーで多いお仕事の内容について教えてください。
- ゲーム会社でのお仕事が増えていますが、他にも2Dデザイナーの勤務先としてはエンタメ系企業、WEB制作会社、映像系制作会社などがあります。お仕事の内容を大きく分けるとイラストレーターとUIデザイナーという2つに分けられます。イラストレーターは、キャラや絵を描いたりするのがメインの仕事。そして、UIデザイナーはよりユーザーがアクティブになれるようゲームの世界観などにあわせてボタンやバナーなどをデザインするのがメインの仕事となります。特にアプリなどは、季節ごとにゲーム内でイベントを開催したり、その告知をしたりと比較的短いスパンでデザインのリリースが行なわれます。
- 2Dデザイナーのお仕事の傾向について教えてください。
- ゲーム会社でのお仕事が増えています。スマートフォンやパソコンなどで他のユーザーと協力し合いながらプレイする“ソーシャルゲーム”やゲーム機とゲームソフトでプレイする“コンシューマーゲーム”問わず増えている状況です。ここ数年の傾向としては、ソーシャルゲームの市場が拡大し、コンシューマーゲームと同じくらいの市場規模にまで膨らみました。
また、ゲーム上で技術的にできることが増えているため、以前よりも高いスキルや経験を求められるようになっています。一方で、PCやスマートフォン、タブレットなどの映像やWEBサイトを表現する場が増加しているため、クリエイターが表現できる場が広がっております。そのような理由から、デザイナーの需要が高まっているので、スキルの低い方も今はチャレンジしやすいタイミングと言えます。 - 未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
- スクールに通ったり独学で学んだ方であれば、未経験からでも就業できる可能性はあります。特に、いま世の中に求められているテイストを表現できる方ですと、経験よりもその能力を認めてもらえることがあります。ただ、やはり実務経験が一番評価される世界。まずは経験を積むことを目標にし、仕事に就いたらできるだけ幅広い経験を積んでいくと良いと思います。
- どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
- その時代に求められるテイストのデザインに合わせることができると、時給アップにつながります。今の流行を敏感に汲み取り、自身のポートフォリオを充実させることができれば、特に伸びている会社に就業することができるので、良い条件で就業することができると思います。
- このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
- 会社により求められるものが異なりますが、共通して言えるのは「アーティストよりもクリエイターな方」。自分の表現したいものを表現するのではなく、求められている世界観に合ったアウトプットができる方が求められます。そのためには、コミュニケーションスキルが必要です。お客様の要望を的確に汲み取って、それを表現できる方ですと、このお仕事で活躍できると思います。