派遣のお仕事クローズアップ
人気の職種を徹底解剖!先輩スタッフさんや派遣会社の担当者に独自インタビューするコーナーです。

ショールーム受付のオシゴト

相手の「知りたい」に自分の知識で応えることで、やりがいを感じます。女性 / 26歳
職種名
ショールーム受付
仕事内容
エクステリアショールームでの受付・接客など
プロフィール
年齢
26歳
お仕事経験
リフォーム会社での営業、インテリアショップの販売スタッフ
資格・特技
福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具専門相談員
現在の派遣先
東洋エクステリア株式会社
派遣会社
株式会社トステムマネジメントシステムズ
収入
週5日勤務、残業なし、月19万円程度
現在、担当している仕事内容を詳しく教えてください。
エクステリアショールームでの受付や接客、電話対応、館内ディスプレイのお仕事を担当しています。扱っているのは、門扉やフェンス、ポスト、ガーデンルーム、ウッドデッキ、カーポート、シャッターなど。他には屋内外で使える家具などもあります。土日にいらっしゃるのは一般のお客さまが多く、1日約5組くらいの方々をご案内しています。平日にいらっしゃるのは業者の方が多く、数組の方のご案内になりますね。電話での問い合わせも多くなります。
このお仕事を選ばれた理由を教えてください。
もともと大学で住居学を専攻していたこともあり、エクステリアやインテリアに興味を持っていたからです。学校卒業後はリフォーム会社の営業として働きました。居宅介護支援事業所や施設などから依頼があった個人のお客さまをメインに担当しており、バリアフリー環境を整えるためにどういった環境にすればよいかを提案するお仕事でした。 2年働いた後、バリ家具を扱うインテリアショップの販売スタッフとなり、そこで約4年間働きました。

外回りの仕事よりも内勤での営業要素のあるお仕事が自分に向いていると思い、ショールームなどのお仕事を探していました。そこで見つけたのが今回のお仕事です。前職までは正社員として働いていましたが、希望のお仕事だったので雇用形態に関わらず選びました。
ショールーム受付のお仕事のやりがいは、どんなところですか?
カタログなどで商品を知り、ショールームにいらっしゃったお客さまに、的確に案内をして「実際に来て見て良かった、ありがとう!」と言われると嬉しいですね。たとえば古い門扉の部品が壊れてしまったというお問い合わせに対し、過去の図面を引っ張り出してきて調べたり、部品の大きさを測ったりと意外と地道な作業もあります。でも、ピッタリの部品が見つかってお客さまから「ありがとう」と言われた時、大きなやりがいを感じました。困っている方や悩んでいる方の相談に乗り、一緒に問題を解決できた時は嬉しいですね。

ただ、仕事の中で難しいと感じるのは、相手にあわせてコミュニケーションをとり、対応するということです。ショールームには一般の方や業者の方がいらっしゃいます。ですから、相手に合わせてきちんと理解できる伝え方を意識しながらコミュニケーションをとっています。

また、たとえ小さな疑問であっても、一つ一つ自分で調べることで新しい発見や知識が増え、答えを見つけた時は達成感を感じます。できるだけスムーズに答えるためには自分で調べたり勉強したりするなど、そういった努力は欠かせません。
このお仕事に役立ったこれまでの経験やスキル、資格はありますか?
リフォーム会社での営業経験が役に立ちました。現場の状況を多少知っているので、いまの自分の仕事とつながる部分が多くあります。他には、人の話を良く聞いて、何を意図しているのかを汲み取るスキルがあると役に立つのではないでしょうか。ショールームに足を運んでくださるのは、何らかの目的があるから。それが何かを的確につかむことができると、いらっしゃったお客さまの満足度も上がると思います。
このお仕事を通じて、新たに身に付いたスキルがあったら教えてください。
やはり、相手の話を良く聞くというスキルですね。先にもお伝えしましたが、相手の話を聞かないことにはこのお仕事は始まりません。どんなに知識があっても、相手の知りたいことを伝えなければ意味がありません。ですから、話を聞くスキルが伸びると思います。
このお仕事を目指す人にひとことお願いします!
自分の担当している分野、私で言えばエクステリアですが、それだけではなく材質のことや植栽のこと、建築関連のことも学ぶことができます。ショールームといっても色々なものを扱っていると思いますので、その分野に興味を持っているということが一番大事ではないでしょうか。

また、一緒に働く方々とのコミュニケーションも大切だと思います。先輩は知識も経験も豊富。先輩の対応を見ていたり、自分で調べても分からないところは積極的に周りの方々に質問したりとコミュニケーションをとることで、自分の対応できる幅も広がります。

お客さまが知りたがっていることに対し、自分の知識をもって応えることでやりがいを味わえるお仕事。ですから、自分の知識や経験が増えるように努力することが大切だと思います。
派遣会社に聞いた!ショールーム受付
ショールーム受付で多いお仕事の内容について教えてください。
住宅設備機器や建材、インテリアメーカー、電機メーカーなど、自社商品を持っている企業のショールームにて、来場したお客さまに対して来館受付・案内・商品説明・コーディネートアドバイス・提案など行なうお仕事が多いです。お客さまの求めることを把握し、相談にのることがメインのお仕事になります。分かりやすく説明するために、3Dの図面を見ながら説明をしたり、お客さまのご要望に合った提案書類を作成したりして、お客様の相談にのっていただくこともあります。
ショールーム受付のお仕事の傾向について教えてください。
最近の傾向としましては、元々どなたかが勤務していたポジションへの人員補充という形での求人が多い傾向にあります。新規ポジションのお仕事などはあまり増えてはいませんね。ここ最近の景気の影響もあるとは思います。また、ショールームの派遣先としては、住宅設備機器・建材・インテリアメーカー・電機メーカーなど、自社商品を持っている企業がほとんどです。企業の特徴としては、大手の企業が多いですね。また、他の職種に比べて比較的未経験から挑戦できる案件が多いのも特徴です。何らかの接客経験をお持ちで、人とコミュニケーションをきちんと取ることができる方であればチャレンジできるかと思います。
未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
人と接することが好きな方や相談にのることが好きな方であれば、未経験の方もチャレンジしやすいお仕事かと思います。様々な方々に対応して頂きますので、相手の求めていることを正確にキャッチし、一人一人相手に合わせた対応ができなければなりません。臨機応変に対応できるコミュニケーションスキルやビジネスマナーが必須になります。さらに、ショールームの中には様々な商品がありますので、沢山の商品知識を身に付ける必要があります。その業界で扱っている商品に興味があることや商品を積極的に覚えていきたいという意欲も必要です。もし希望する業界があるのであれば、商品知識を積むために、他の職種で業界経験を積むというのも良い方法かと思います。
どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
同業界での販売経験があり、関連する業界の一般的な知識や取り扱う商品・サービスに関する知識をお持ちであると有利かと思います。資格が直接的に時給アップに繋がるケースは少ないかと思いますが、自分の知識を高めるための資格としてインテリアコーディネーターや色彩検定、エクステリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト等を自主的に取得し、学んだことを実務に活かしていくことで仕事に対する意欲・姿勢が伝わります。また、周りのスタッフとのコミュニケーションであるとか、こなせるお仕事の量であるとか、そういった日頃から積み重ねた努力が一番時給アップにつながると思います。
このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
マニュアル通りの対応ではなく、一人一人に合わせて自分の言葉で伝えられることができる人材が求められます。コミュニケーション能力や積極的に人の役に立ちたいといった想いが必要です。ショールームでのお仕事は、様々なお客さまに対応する業務です。たとえば、曖昧な注文や相談・質問をされても、お客さまの本当に求めている事は何かを会話の中から親身になって聞き取り、それに合った商品・サービス情報を的確に伝えなければなりません。その為、派遣登録時の 面談では、こちらからの質問に対する受け答えや、説明能力・表情などから、 コミュニケーションスキルを見させていただいております。
また、沢山の商品がありますので、商品を覚えようという意欲も大切です。さらに、一見華やかな印象がありますが、ショールームには接客以外にもディスプレイ考案・POP作成・アンケート集計・電話対応・掃除など、地味な作業もあります。打たれ強く、臨機応変に幅広く対応する能力も必要ですね。
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