派遣のお仕事クローズアップ
人気の職種を徹底解剖!先輩スタッフさんや派遣会社の担当者に独自インタビューするコーナーです。

Webディレクターのオシゴト

ユーザーと制作メンバーの想いを紡ぎ、プロジェクトを成功へ導くことが醍醐味です。女性 / 30歳
職種名
Webディレクター
仕事内容
Webサイトの要件定義・折衝、Web全般の制作進行管理
プロフィール
年齢
30歳
お仕事経験
Webデザイナー、コーダー、ディレクター
資格・特技
html+CSSコーディング、Webサイトデザイン、Flashオーサリング、Webサイト要件定義・折衝、制作進行管理
現在の派遣先
Web系制作会社
派遣会社
グローバル・テクノロジー・デザイン株式会社
収入
平日5日勤務、残業ありで、月30万円程度
現在、担当している仕事内容を詳しく教えてください。
現在、制作を担当しているのは大手アパレル企業のECサイトです。1000ページ以上の比較的規模の大きな3~4ヶ月間のプロジェクトです。サイトに必要な機能などを決定するWebサイトの要件定義やお客さまとの折衝、Webサイト制作全般の進行管理、制作したWebサイトの更新などを行なう運用といった仕事を担当しています。具体的には、独自のコンテンツマネジメントシステムのカスタマイズ、HTMLとCSSのコーディング、Webデザイン、flashのオーサリング、Javascriptコーディングなどになりますね。
このお仕事を選ばれた理由を教えてください。
Webの仕事に魅力を感じたということが一番の理由です。大学卒業後は、ずっと音楽活動をしていました。その間、自分達のバンドをWeb上でPRするために、独学でWebのコーディングやPhotoshop、Fireworksの扱い方を覚えました。大学で専攻していたのは建築だったので、ゼロから独学でスキルを身につけ、派遣社員として制作会社でコーダーやデザイナーの経験を積みました。

まずは簡単で小規模なコーディングからスタートし、2年ほど経験を積んだ後に、現在のWebディレクターのポジションに就きました。今もまだ修行中の身ではありますが、仲間とチームワークを発揮してプロジェクトを進めていくことに面白さを感じています。
Webディレクターのお仕事のやりがいは、どんなところですか?
お客さまがWebサイトに期待することをダイレクトに受けることができ、それに対して自分なりの工夫や提案で形にしていくことができるという点にやりがいを感じています。自分のアイデアが反映されたサイトを使ってくれるのは、嬉しいですね。

また、1人では到底出来ないことを仲間とチームワークを発揮して実現していくことも大きな醍醐味です。サイトのリリースを1~2週間後に控え、サイトにどのような機能を持たせるかというところも定まっていない、出来上がりが見えない、さらには責任者不在…というプロジェクトに、ディレクターとして途中参加したことがありました。お客さまは怒っているし、制作現場も混沌としている状況の中、要件の整理、スケジュールの引き直し、制作メンバーの追加などを限られた時間の中で1つずつ問題を解決していきました。結果的には、多少予定に遅れたものの無事にリリースすることができたのです。その時の達成感は忘れられません。混沌としたプロジェクトでもきちんとディレクションをすることができれば、成功に導くことができる。リリース後に一緒に頑張った仲間の笑顔を見て、ディレクターというのは素晴らしい仕事だな、と感じました。お客さまからも労いの言葉をいただけて、信頼してもらえたことも嬉しかったです。

その分、この仕事には大きな責任があります。やるべき事も多いです。常に細かい配慮と気配りが必要で、その点は大変ではありますが、とても大事なことだと思っています。
このお仕事に役立ったこれまでの経験やスキル、資格はありますか?
音楽活動を長いことやっていた際に身につけた、「聞く力」でしょうか。バンドは一人一人が主体的になる必要がありますが、メンバー同士でコミュニケーションをとり、相手の意見を聞きながら進めていかなければなりません。その経験が役に立ちました。Web制作のプロジェクトにも共通点があります。1つの目的のために人が集まり、三者三様の意見が飛び交う。その中で色々な人の意見を良く聞き、向いている方向はどこなのか、潜在的なニーズは何なのかを理解していく。作り手側とユーザーとがすれ違わないよう、ユーザーの想いをよく聞き、最良の道を切り拓く手法として、この「聞く力」が大いに役立っています。
このお仕事を通じて、新たに身に付いたスキルがあったら教えてください。
Webディレクターとは、様々な分野のクライアントやデザイナー、エンジニア、プロデューサーなど、実に沢山の方とのコミュニケーションが必須です。そのため、知識が1日1日広がっているのを実感しています。たとえば、アパレル企業のサイト制作に関わるのであればアパレル業界について勉強しますし、美容関連企業のサイト制作に関わるのであれば美容業界について勉強します。また、一見、自分の仕事には関係なさそうな知識が、時に問題打開の有効打になることが少なくありません。そのような時にWebディレクターとしての幅が広がり、スキルアップしたと実感できます。
このお仕事を目指す人にひとことお願いします!
Webディレクターへの門戸は他の専門分野ほど狭くはありません。実際に自分も実務未経験からWebの業界に飛び込み、ディレクターになることができました。情熱と人を大切にする心さえあれば、誰にでもその門戸は開かれていると思います。その分、奥が深いお仕事でもありますが、今までのどんな努力も無駄にはなりません。今までの経験や知識を存分に活かすことができ、仕事の中でも沢山の発見や成長を見いだせる、そんなやりがいのあるお仕事です。

まずは一歩、踏み出してみてください。踏み出すと、Webディレクターとして、やるべきことが見えてきます。それを一つずつ達成していくことは決して簡単なことではありませんが、真摯に向き合い、取り組むと、必ず周りの人の笑顔につながって自分に返ってきます。Webディレクターのお仕事をつまらない仕事にするか、面白い仕事にするか、それは自分次第です。
派遣会社に聞いた!Webディレクター
Webディレクターで多いお仕事の内容について教えてください。
Webサイトを作る上での取りまとめ役です。Webデザイナーやコーディングスタッフ、フラッシャーなど専門職のメンバーに対し、スケジュール管理や品質管理、予算管理などを行っていきます。時にはお客さまと実際に打ち合わせを行ない、企画提案や進捗報告といった対外的な仕事も発生します。仕事の中で、技術面など専門的な指示を出す必要があるため、自分自身ができる必要はありませんが、デザイン業務やコーディングの中身についても、きちんと理解していることが望ましいです。理解していれば、深いところでお互いの意思疎通が図ることができます。
Webディレクターのお仕事の傾向について教えてください。
リーマンショック以降、企業の投資費用が抑えられている現状において、Webサイトの新規制作やリニューアルにおける予算も縮小傾向にあります。一方でWebサイトなど双方向のコミュニケーションが可能なインタラクティブメディアの費用対効果は、テレビや新聞、ラジオといった媒体よりも優れていることが広く認知されているため、仕事の件数は一時期よりは増加傾向にあります。特に金融業界などはだいぶ景気が回復しており、新規顧客の開拓に向けてWebサイト制作の需要が少しずつ増えているように感じています。
また、Webサイトの制作会社では、正社員を雇い入れて教育する余裕がないケースが多く見受けられ、代替案として実務経験に富んだ派遣社員のWebディレクターを採用することがここ近年の傾向です。
とはいえ、未経験の方にチャンスがない訳ではありません。紙媒体などのディレクション経験があり、さらにスクールなどでWebのスキル・知識を身につけた方であれば実務未経験でも就業できる可能性があります。また、独学やスクールなどで学んだという方の場合は、まずはWebデザイナーや制作の経験を積むと良いと思います。
未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
先にもお伝えしましたが、まずは何の経験も持っていない方がWebディレクターになるには、Webサイトの制作スタッフとして現場レベルでの実務経験が必要となってきます。その為には、Illustrator、Photoshop、Dreamweaver、HTML、CSS、Flash、 ActionScriptなどの専門技術を習得するために、専門スクールに通うことをオススメします。その後、3~5年ほど現場で実務経験を積んだ上で、ディレクターへステップアップしていくことが一番ではないでしょうか。
どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
資格は特に必要ありません。何よりも経験と実績が時給アップの鍵となります。大人数のプロジェクトチームを取りまとめ、大規模サイト(期間、ページ数、予算等)を手掛けてきたことが、この仕事の評価につながります。いずれは何かしらの業界に特化し、独特な業界ルールやトーン&マナーに精通することができれば、それは自分の強みになると思います。お客さまから名指しで仕事を引き受けるようになれば、Webディレクターとして一人前ですね。
このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
お客さまの意向やエンドユーザーの視点を持っている方です。ユーザーとしてどのようなWebサイトが使いやすいかということを、きちんと理解していることが大切です。どちらかと言うと、「自分が良いと思うものを生み出したい」という方はクリエイター向き。「みんなで協力して良いものを作りたい」という方はマネジメント向きだと思います。クリエイターやプログラマの中には、自身が良いと考えるデザインやソースコードで進めたがる人がいます。そういったエゴを是正する為にも、制作するWebサイトのベクトルをはっきりと明示し、カットオーバーに向けて妥協なくプロジェクトをマネジメントできる方にWebディレクターとしての適性があるのではないでしょうか。
この記事が役に立ったらシェアしよう!
会員登録がまだの方
会員登録をすると、プレゼントがもらえるキャンペーンへの参加や質問の投稿など、より便利にサイトを使うことができます。