・ペンやシャーペンなど筆記用具
・ノートやメモ帳
・クリアファイル
・寒さ対策用のひざ掛けやカーディガン
初日からお仕事の説明や引継ぎが始まります。派遣会社から持ち物について特に指示がない場合でも、メモを取るための筆記用具やノート・メモ帳は必須アイテムとして持っていきましょう。その他、会社の資料やマニュアルなどの支給がある場合もあるので、クリアファイルなども持っていると便利です。
オフィスワークの場合、冷え性の方はひざ掛けやカーディガンも持っておくこともおススメします。外回りの営業社員が多く在籍するフロアなどは、オフィスの温度が低く設定されている場合もあります。寒くて仕事に集中できなかったり、体調を崩すことのないようご注意くださいね。
お仕事の初日は第一印象に関わるため身だしなみには特に注意しましょう。派遣会社によってはスーツの着用を指定される場合もありますので、初日の服装は確認しておくと安心です。服装指定がない場合でも、シンプルで清潔感のある服装を選んでおいた方が良いですね。
「服装自由」のお仕事の場合であっても、その「自由度」は業界や会社の雰囲気によって様々。デニムやチノパン、短パン、サンダルはNGの企業もありますし、来客対応や顧客対応がある場合は、目立つネイルや髪色は注意を受ける可能性もあります。
「どこまで許されるのか」「NGのアイテムはあるか」については、事前に派遣会社に確認しておきましょう。また、就業先企業のホームページに載っている人たちの服装や髪型を見てみるのも、雰囲気をつかむ上で参考になります。
お昼をまたいでのお仕事の場合、就業先の方々がどのようにランチを取っているのかを知っておくと、就業初日のお昼前にソワソワせずに済みます。
「お弁当を持っていって食べられる場所はあるのか」「就業先の社員や派遣スタッフの方がどんな風にランチタイムを過ごしているのか」「社員食堂の有無や利用の可否」「コンビニなど会社の周りにランチを買える場所はあるのか」などは、派遣会社の方に事前に確認しておきましょう。
お弁当が持参できる場合でも、お仕事の初日は持っていかない方が無難です。ランチに誘われる可能性もありますし、食事をとる場所があると聞いていても自分の目で確認してからの方が何かと安心ですよ。
・社内で軽食や飲み物が買えるか
・荷物が入れられるロッカーはあるか
・休憩室があるか
など、社内設備は、就業先企業の福利厚生の充実度によってもかなり異なります。社内で軽食や飲み物が買えない場合などは、水筒やペットボトルを持っていくなど毎日の持ち物にも影響があるので、やはり事前に派遣会社に確認しておくと安心です。
稀ではありますが「社内で飲み物が買えず、会社の周りにコンビニもない」といった場合もありますので、ご注意ください!
十人十色であるように、人の集合体である企業も個性はバラバラ。「●●部長」などと役職名で呼ばずに社員全員が「●●さん」とお互いを呼び合う会社もあれば、お茶出しやお掃除を女性社員で分担する会社、3時のおやつタイムがある会社、会社主催の社内イベントが豊富な会社など、さまざまです。
派遣会社の方に「社内の雰囲気を教えてもらえませんか?」と思い切って質問してみると、情報があれば教えてくれます。社内全体の雰囲気のほか、上司となる方の雰囲気なども事前に確認しておくと、社風の理解に繋がったり、いち早く就業先企業に慣れることにもつながりますよ。
いかがでしたでしょうか。今回のコラムは、お仕事が始まる前の不安や疑問をできるだけ無くし、少しでもお仕事の初日が楽しみに迎えられるようにと願って作成しました。
「確かに気になるポイントだ」と思う箇所もあれば、人によっては「あまり気にならない」と思うポイントもあるかと思います。「コレは聞いておいた方が良さそう!」と思うことがあれば、派遣会社に確認してみてください。
また、お仕事の初日を終えた後は、それまでの緊張の糸がとけたかのように、ドっと疲れたりすることがあります。ゆっくりお風呂につかる、おいしいスイーツを食べるなど、がんばった自分を十分にいたわってあげてくださいね。