外資系企業
がいしけいきぎょう
【外資系企業】とは、外国の法人や個人が一定以上の出資をしている日本企業のことを指します。海外に本社があり、その日本法人として事業を展開しているケースが多く見られます。
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■外資系企業で働く特徴・メリット
外資系企業は、日系企業とは異なる文化を持っており、以下のような特徴やメリットがあります。
【1】成果主義で合理的な文化
年齢や社歴に関わらず、個人の成果や能力が正当に評価される傾向があります。派遣社員も一人のプロフェッショナルとして尊重され、責任ある仕事を任せてもらえることが多いです。
【2】ワークライフバランスを重視
オンとオフの切り替えがはっきりしており、決められた時間内で成果を出すことが求められます。そのため、不要な残業はしないという文化が根付いている企業が多く、プライベートの時間を大切にできます。
【3】語学力を活かせる・向上を目指せる
社内の公用語が英語であったり、海外拠点とのやり取りで英語を使ったりする機会が豊富にあります。日常的に英語に触れることで、語学力をさらに向上させることが可能です。
【4】フラットな人間関係
役職に関わらず「さん」付けで呼び合うなど、風通しの良いフラットな人間関係が築かれていることが多いです。自分の意見を発信しやすい環境と言えるでしょう。
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■外資系企業で働く際の注意点
魅力的な点が多い一方、働く前に知っておきたい注意点もあります。
【1】成果に対する要求レベルが高い
プロとして扱われる分、求められる成果のレベルも高くなります。常に自身のスキルを磨き、高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。
【2】ビジネスの変化がスピーディー
意思決定が早く、事業の方向転換や組織変更がスピーディーに行われることがあります。変化に柔軟に対応する力が求められます。
【3】語学力が必要な場合が多い
すべての業務で高い英語力が必要なわけではありませんが、メールの読み書きや、会議で英語が使われる場面は少なくありません。求人情報に記載されている必要な語学レベルを確認しましょう。
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■外資系企業で求められる主なスキル
・専門性
担当する業務に関する高い専門知識や実務経験。
・語学力(特に英語)
求人によって求められるレベルは様々です。「読み書きレベル」から「ビジネス会話レベル」まで、自分のレベルに合った仕事を選びましょう。
・主体性とコミュニケーション能力
指示を待つのではなく、自ら考えて行動する力や、自分の意見を論理的に伝える力が重視されます。
⇒外資系企業での経験は、あなたの専門性や語学力を高め、キャリアの可能性を大きく広げるチャンス。「まずは雰囲気を知りたい」という方は、派遣社員として外資系企業で働いてみるのも一つの良い選択肢です。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。