ブランク
ぶらんく
【ブランク】とは、前の仕事を辞めてから次の仕事に就くまでの職務経歴がない期間のことを指します。「ブランクがあると、仕事探しで不利になるのでは…」と不安に思う方も多いかもしれません。ここでは、ブランク期間の上手な伝え方や、仕事探しのポイントを分かりやすく解説します。
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■ブランク期間の上手な伝え方
派遣会社の登録面談や、派遣先との職場見学(顔合わせ)でブランクについて質問された際は、以下のポイントを意識して答えることで、ポジティブな印象を与えることができます。
【1】理由を正直に、前向きに伝える
ブランクの理由を偽る必要はありません。正直に伝えた上で、「その期間に何を得たか」「何を考えていたか」をポジティブな言葉で説明しましょう。
・(例)育児の場合
「子育てに専念しておりました。限られた時間の中で効率よく家事をこなす中で、時間管理能力やマルチタスク能力が身についたと感じています。」
・(例)資格の勉強の場合
「〇〇のスキルを身につけたいと考え、資格取得の勉強に集中しておりました。この経験を次の仕事で活かしたいです。」
【2】仕事への意欲を示す
「ブランクはありますが、早く仕事の勘を取り戻し、貢献したいです」「働く準備はできています」といった、仕事に対する前向きな姿勢や熱意を伝えることが非常に重要です。
【3】活かせるスキルをアピールする
ブランク前に培った経験やスキルはもちろん、ブランク期間中に独学で身につけたPCスキルなども、立派なアピールポイントになります。
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■ブランクがある方におすすめの仕事の探し方
仕事復帰に不安がある方は、以下のような求人から探し始めるのがおすすめです。
・「未経験OK」「ブランク歓迎」の求人
企業側もブランクがあることを理解しているため、研修制度が整っていたり、周りのサポートが手厚かったりする場合が多いです。
・短時間・週3日~など、無理のない条件の求人
まずは短い時間から働き始め、少しずつ仕事のペースに慣れていくことができます。
・これまでの経験を活かせる仕事
過去に経験したことのある職種であれば、仕事の勘を取り戻しやすく、自信を持ってスタートできます。
⇒ブランク期間にも事情があり、あなたにとって大切な時間だったはずです。一人で悩まず、まずは派遣会社のコーディネーターに相談してみてください。あなたの状況を理解し、ブランクを強みに変える伝え方や、あなたに合った仕事探しを親身にサポートしてくれるでしょう。