経験必須
けいけんひっす
【経験必須】とは、「その業務の経験がなければ応募できない」という、応募資格の条件を示している言葉です。「要〇〇経験」と書かれている場合も同じ意味。企業側が即戦力となる人材を求めている場合や、専門的な知識・スキルが必要な業務で使われるケースが多いです。
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■似た言葉との違い
求人には経験に関する様々な言葉があります。それぞれの意味を正しく理解し、自分に合った求人を見つけましょう。
・未経験者歓迎/未経験OK
経験がないことを前提としている募集です。研修制度が整っていることが多く、これから新しいことに挑戦したい方に最適です。
・経験尚可
「経験があれば、なお良い」という意味で、未経験でも応募が可能です。
・経験者歓迎
文字通り、経験者を歓迎している求人です。未経験でも応募できる場合もありますが、経験者が優先される可能性が高いです。
⇒これらの言葉を「未経験者にとっての応募しやすさ」の順で並べると、一般的に以下のようになります。未経験OK > 経験尚可 > 経験者歓迎 > 経験必須
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■応募条件を満たしているか判断するポイント
「経験必須」の求人に応募する際、自分の経験が条件に合っているか不安になることもあると思います。その際には、以下のポイントを確認してみましょう。
・経験年数を確認する
「〇〇事務の経験3年以上」のように具体的な年数が記載されている場合は、その年数を満たしているかが一つの目安になります。もし年数が少し足りない場合でも、実務スキルや経験の多さよっては応募可能なケースもあります。自己判断で諦めず、まずは派遣会社の担当者に相談してみましょう。
・具体的な業務内容を確認する
「経理経験必須(月次決算の経験がある方)」のように、特定の業務内容が指定されている場合は、その業務に携わったことがあるかが重要です。職務経歴を振り返り、自分が担当していた業務と一致するか確認しましょう。
・経験を具体的にアピールする
応募する際は、職務経歴書やスキルシートに、これまでの経験を具体的に記載することが大切です。「どんな業務を」「どのくらいの期間」「どんな役割で」担当し、「どんな実績を上げたか」を明確に伝えられるように準備しておきましょう。
⇒「経験必須」の求人は、これまでに培ってきたあなたのスキルやキャリアを正当に評価し、即戦力として活躍できるチャンスです。自分の経験に自信を持って、ぜひチャレンジしてみてください。