エン派遣用語集

シフト制
しふとせい

【シフト制】とは、勤務する曜日や時間帯が固定されておらず、勤務スケジュール(シフト)に沿って働く勤務形態のことを指します。

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■シフト制で働くメリット
【1】プライベートの予定と両立しやすい
特に自由シフト制の場合、自分の都合に合わせて休みを希望できるため、趣味や家庭の用事など、プライベートの時間を大切にしながら働けます。

【2】平日休みが取りやすい
土日祝日が休みではないシフトの場合、役所や銀行、病院など平日にしか開いていない場所へ行きやすいというメリットがあります。また、商業施設や観光地が空いている平日に、お得にレジャーを楽しむこともできます。

【3】収入を調整しやすい
「今月はしっかり稼ぎたいから多めにシフトに入りたい」「来月は予定があるので少なめにしたい」など、自分の希望に応じて収入を調整しやすい働き方が可能です。

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■シフト制で働くデメリット・注意点
【1】収入が不安定になる可能性がある
特に自由シフト制の場合、希望通りにシフトに入れなかった月は、収入が想定より少なくなってしまう可能性があります。

【2】生活リズムが不規則になりがち
早番や遅番、夜勤などがあるシフトの場合、勤務時間や就寝時間が日によって変動するため、生活リズムが不規則になりやすいです。体調管理がより重要になります。

【3】希望の休みが取れない場合もある
年末年始や大型連休など、多くの人が休みを希望する時期は、他のスタッフとの調整が必要になり、希望通りに休めないこともあります。

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■シフト制が多い職種の例
・コールセンター(受信・発信)
・アパレル・雑貨などの販売職
・スーパーやデパートでのレジ・品出し
・倉庫内での軽作業(ピッキング・梱包)
・介護・看護などの医療福祉職
・飲食店のホール・キッチンスタッフ など

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■シフト制の主な種類
シフト制には、いくつかのパターンがあります。

・自由シフト制(自己申告制)
毎月、希望の勤務日や休日を提出し、それをもとにシフトが作成される方法です。「希望シフト制」とも呼ばれます。自分の予定に合わせて柔軟に働きやすいのが特徴です。

・固定シフト制
「月・水・金の9時~17時」「毎週火曜と木曜」のように、勤務する曜日や時間帯がある程度決まっているパターンです。決まったサイクルで働くため、収入や生活リズムが安定しやすいのが特徴です。

・完全シフト制
会社側が作成した勤務スケジュールに従って働く方法です。「早番」「日勤」「遅番」「夜勤」といった複数の時間帯を、交代で勤務するケースがこれにあたります。特に、24時間稼働しているコールセンターや工場、介護施設などで多く見られます。
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