- 経理・財務・会計・英文経理に多いお仕事の内容について教えてください。
- 経理・会計については、小口現金管理、売掛金・買掛金管理、経費精算、仕訳入力、試算表作成、決算書作成、申告書作成などが主な業務内容となります。また、財務については資産管理やキャッシュフロー関連業務が主な仕事内容となります。
- 経理・財務・会計・英文経理のお仕事の傾向について教えてください。
- 経理・会計・財務に関しては、会計に関する知識や専門性が必要となります。そのため、しっかりとした実務経験を積んでいらっしゃる方にとっては売り手市場といえるでしょう。時期的な傾向としては、年末~3月にかけて会計事務所や大手企業の専門子会社などで年末調整や確定申告が行われるため、求人も比例して増えます。経理・会計業務はどのような企業体でも必要不可欠なものですから、企業規模や業種などにこれといった特長はありません。
仕事内容は、入力~月次・年次決算までの一連の経理・会計業務から、売掛金管理もしくは買掛金管理のみといった補助的な経理まで、バリエーションは豊富です。そのため、先々部門内で核となる役割を期待しての紹介予定派遣や、長期のフルタイム派遣だけでなく、月1回~・週2,3日~のパートタイム勤務など、就業形態も様々です。ライフスタイルの変化、長期的なキャリアアップにも対応できる職種と言えるでしょう。 - 未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
- 上述したように、業務を細分化できる職種なので、例えば仕訳入力のみ、経費精算のみのお仕事でも一つの経理経験としてアピールできます。経理的な仕事も兼務したことがある方は、職務経歴書や面談の場で、その点を積極的に伝えると良いでしょう。知識を必要とする仕事のため、未経験の方が就業するには難しいと考えられがちですが、これから経理・会計のお仕事に就きたいという方はあせらず除々にご自分のスキルの幅を広げていくと良いと思います。そのためには、簿記検定の資格を取得されることも有効です。経理・会計知識がつくだけでなく、実務経験がなくても、資格を取ったという姿勢が評価のポイントとなります。
- どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
- 経験が評価される職種ですので対応できる業務・スキルの幅を広げていくことが重要でしょう。評価が数段上がるものとしては月次・年次決算の経験が挙げられます。一つの就業場所で長く勤務する紹介予定派遣などは特にその傾向にあります。派遣先の経理責任者・税理士・会計士の指示の下で補助的に関わったという程度でも、充分時給交渉に活かせると思います。
- このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
- 業務の特性上、正確かつ迅速な処理ができる方や専門知識をお持ちの方が求められると言えます。また、社内はもちろん取引先など社外とも接点をもつ仕事でもあるため、円滑にコミュニケーションが図れる方、仕事に対して向上心をもって取り組める方など、ヒューマンスキルの高い方を求める企業は少なくありません。経理に限ったことではありませんが、ちょっとした気遣いを忘れずに仕事に取り組める方が求められているということでしょう。