- データ入力に多いお仕事の内容について教えてください。
- 伝票や申込書、契約書などのデータを入力するお仕事が大半です。データの内容も色々あり、申込書や契約書であれば名前、住所といった個人情報、伝票であれば商品番号や値段といった数字を入力していくことが多いです。また、システム移行に伴なうデータ入力やコールセンター+データ入力というように、電話を受けてそのデータを入力していくお仕事もあります。入力業務に付随して、入力したものをチェックすることも。入力するソフトは、専用システムやExcel、Accessといったアプリケーションソフトなど様々です。
- データ入力のお仕事の傾向について教えてください。
- データ入力のお仕事は、景気の影響を受け、増えてはいないというのが現状です。とはいえ、会社は動いているので、お仕事がゼロにはなりません。システム移行や社名変更など社内体制の変化や繁忙期に合わせて短期のお仕事が入ることがよくあります。短期の場合は、とにかく大量のデータを次々と入力していくというお仕事が多いですね。一方長期の場合は、データ入力に加えて他の業務も担当していただくことが多く、周りの方とコミュニケーションを図りながら仕事を進めることが大切になってきます。
ちなみに、データ入力は人気職種の一つです。短期のお仕事もありますし、黙々と業務をこなしていくイメージと、残業が少ないという点が人気のポイントになっています。 - 未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
- パソコン操作の経験や入力スピード、そして何より正確性が求められるお仕事です。必要な資格は特別なく、ExcelやWordなどの基本的なスキルがあれば問題ありません。大抵、時間を計ってタイピングのスピードと正確性をチェックしますので、クリアできるだけのスキルがあれば未経験でも十分に就業のチャンスはあります。ただ、コツコツと作業ができる方やパソコン操作の実務経験を持っていると、データ入力の経験がなくてもお仕事をご紹介しやすいですね。
- どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
- MOUS(マイクロソフト社の認定資格)やパソコン検定などの資格をお持ちであれば、アピールポイントになり、時給アップにつながることもあります。もちろん、入力業務の多い事務経験などをお持ちであれば高めの時給で就業できると思います。
長期のお仕事の場合は、周りの人とコミュニケーションをきちんと図り、「○○さんがいなくなったら困る!」と言われるだけのお仕事をし、自分をブランディングしていくことが重要です。そのように評価されると、派遣先企業のほうから「○○さんは頑張っているから時給を上げてほしい」と言われることもあります。 - このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
- 自分の仕事の先にあるものをきちんと考えてデータを入力していける人が求められています。入力しているのは何のデータで、どのような目的で入力しているのかを把握し、重要なデータであることを認識していただきたいです。もちろん入力スピードが速いに越したことはありませんが、データが間違っていては意味がありません。間違っても良いデータなんてありませんからね。
それから、パソコンと向き合ってただ単にデータを正確に入力していけば良いという仕事でもありません。周りの方と関係性を築き、連携を図ってこそ、良い仕事ができると思っています。そのような姿勢で向き合える方にお任せしたいお仕事です。