ユーザーサポート・ヘルプデスクの仕事は、ユーザーからの電話やメール、FAXでのお問い合わせに対応する仕事です。一般的にユーザーサポートは、企業内のコールセンターやサポートセンターに所属し、消費者の方からの問い合わせに対応します。ヘルプデスクは社員など自社内のユーザーからの問い合わせに対応したり、トラブル時には問題解決を行なったりします。問い合わせの内容は、パソコンの基本的な設定など簡単なサポートから、業務システムのトラブルシューティングといった高度なサポートまで幅広い業務を任されることが多くです。ユーザーサポート・ヘルプデスクの仕事は、近年の通信機器やIT関連製品の普及が進みむ中で重要度が増しているお仕事の一つです。知識は就業してから教えてもらえる場合も多く、実務経験がなくてもチャレンジできるお仕事は少なくありません。また、対応マニュアルを作成している企業が多く、お問い合わせの多くはマニュアルに沿った対応が可能です。ただ、相手の質問内容や状況を正しく理解するには、丁寧なヒアリングが必要だったり、相手の理解度に応じて説明のし方を変える必要があるため、コミュニケーション能力がある方が活躍できます。接客・販売の経験があったり、電話対応の経験がある方はアピールしていくと良いでしょう。
どんな製品・サービスのヘルプデスクを担当するかによって、身につくスキルはさまざまです。実務に就く前に手厚い研修が受けられる就業先もあり、また実務を通じてシステムや製品に対して幅広い知識を身につけることができます。様々な人の困りごとに耳を傾け解決に導くため、コミュニケーション能力も身につきます。ユーザーサポート・ヘルプデスクとして経験・専門性を積んでいく道もあれば、コミュニケーション力を活かしてコールセンターや、システムやネットワークなどの問い合わせを受けた経験や業務知識を活かしてSEへキャリアチェンジをしていく道もあります。
ユーザーサポート・ヘルプデスクの求人のうち、35%は未経験からチャレンジ可能なお仕事。未経験OKのお仕事を見つけた際には積極的に応募をしていきましょう!
ユーザーサポート・ヘルプデスクになる上で絶対に必要な資格はありません。扱う製品やサービスによって身につける知識は異なるため、就業先で育成の機会が充実していたり、受け答えのマニュアルが用意されていることもあり、未経験からチャレンジできる機会も豊富にあります。持っていると活かせる資格としては、経済産業省が情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している「情報処理技術者試験」、マイクロソフト製品の知識とスキルを認定する世界共通資格である「マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)」、インターネット技術者の能力を認定している「CIW(インターネット技術者認定資格)」などがあります。「何か資格を取ろう」「スキルを磨こう!」という方は参考にしてみてください!
「志望動機が思いつかない」「どの求人に出す志望動機も同じ文章になってしまう」という場合は、企業や仕事の魅力、その企業や仕事で活かせそうなご自身の経験やスキルをまとめてみると志望動機が書きやすくなります。
企業や仕事の魅力ごとに、自分の何が活かせるだろう?と考えていくと、あなただけの志望動機に仕上がりますよ!
なお、派遣ではたらく場合は、志望動機で悩む必要はありません。なぜなら、派遣会社が求職者と企業との間に入り、できることや適正をもとに判断するので、志望動機は必要ありません。
具体的には、気になるお仕事にエントリー(応募)→派遣会社から連絡→派遣会社に行き登録(スキルチェックや希望の確認)、お仕事紹介という流れでお仕事が決まります。