突撃取材でオシゴト研究♪派遣のお仕事クローズアップ 「派遣のお仕事クローズアップ」のトップページへ
CAD設計のオシゴト
派遣だから、学校に通って建築知識を深めつつ、実務経験も積めています。Y.Iさん/27歳
お仕事DATA
職種名 CAD設計
仕事内容 オフィスや店舗の内装に関わる図面設計
Y.Iさんのプロフィール
●年齢:27歳
●お仕事経験:法人営業、都市計画コンサル
●資格・特技:日商簿記検定2級
●現在の派遣先:内装施工会社 デザイン室
●派遣会社:株式会社人材革命
●収入:平日5日勤務、残業月10~20時間、月25万円程度
現在、担当している仕事内容を詳しく教えてください。
現在、内装施工会社のデザイン室でオフィスや店舗の内装に関わる図面設計を担当しています。他には、CADデータの変換やサンプルの取り寄せ、電話対応なども行なっています。いまは内装の設計補助的な業務を行なっています。

ただ、将来的に住宅などの建築分野に進みたいと考えているため、夜間の建築系学校に通いながら昼間は派遣スタッフとして働いています。派遣という働き方なので、残業月10~20時間なので学校と仕事を両立することができています。
このお仕事を選ばれた理由を教えてください。
建築の分野に興味があったので、この仕事を選びました。以前から有名な建築物を見に行ったりするなど興味を持っていたのですが、大学を卒業後はメーカーに就職して法人営業になりました。でもやはり夢をあきらめきれず、建築系の学校に通いながら派遣スタッフとして働くことに。

1社目は都市計画コンサルの仕事で、未経験から実務を通してVectorworksを学び、公園や街、区画整理などの図面作成の経験を積むことができました。そして今の2社目ではオフィスや店舗の内装に関わる図面設計を。将来的には、住宅などの建築分野に進み、設計事務所兼自宅を自分で設計したいと思っています。
CAD設計のお仕事のやりがいは、どんなところですか?
自分の設計した図面をもとに、完成したオフィスや店舗の内装を見た時にやりがいを感じます。何度もお客様や社内とやり取りをして時間をかけた図面が、実際に壁面や家具などの形として見えてくると今までの苦労が吹き飛びますね。

以前、シェアオフィスのインテリア全般の図面を担当し、竣工後、お客様の引き渡しに立ち会わせていただいたことがありました。短めの納期で大量の図面を作成した際、お客様から直接「ありがとう」の一言を頂いた瞬間、「頑張って良かった」と思いました。
このお仕事に役立ったこれまでの経験やスキル、資格はありますか?
都市計画コンサル時代に身につけたVectorWorksの基本操作スキルはもちろん役に立っていますが、法人営業時代に培った電話対応や折衝スキルも活かすことができています。色々な方とやり取りする際やメーカーの方に問い合わせる時などに役立っています。
このお仕事を通じて、新たに身に付いたスキルがあったら教えてください。
VectorWorksでの3DとIllastrator、Photoshopスキルが身につきました。これまでにVectorWorksの2Dの経験がありましたが、今は徐々に3Dが主軸になってきているので、新たに身につけることができて良かったです。
このお仕事を目指す人にひとことお願いします!
CADのスキルは、日々の業務を続けていれば必ず身につけることができます。後は建築に興味があり、細かい作業も苦でない方に向いている仕事だと思います。自分の設計した図面通りにインテリアが出来上がるのを見るのはとても嬉しいですよ。

私自身も実務をしつつ学校に通い、建築関連の法規や知識を増やし、住宅分野の設計職を目指しています。一緒に頑張りましょう!
派遣会社が語る!今のCAD設計
今回、教えていただいた方
株式会社人材革命
営業 石川 貴士さん
この派遣会社をチェック
CAD設計で多いお仕事の内容について教えてください。
設計事務所やゼネコン、ハウスメーカーの設計部署での設計・設計補助業務などのお仕事が多いです。物件としては、官公庁・商業施設・集合住宅・複合オフィスのようなビルや戸建住宅・店舗内装といった建築物の意匠・構造設計、附帯する電気・空調・衛生といった設備設計関係など。そして建設コンサルタントでは、橋梁・道路・河川砂防などの土木設計の図面職がメインとなっています。
また、建築基準法に則った設計スキルやクライアントとの打ち合わせでニーズを正確に把握できる能力も必要です。知識とコミュニケーション能力を要求される点がCADオペレーターと設計職の違いになります。
CAD設計のお仕事の傾向について教えてください。
2014年頃からオリンピック景気の影響を受け、企業も積極的に採用活動を行なっています。ここ数年で1.5倍程度に求人件数が増えています。業種としては人気の新築の意匠設計だけではなく、インテリア内装、設備、土木と建設分野全体に人材が不足しており、著名な設計事務所やインテリアデザイン会社、ハウスメーカー、スーパーゼネコン各社が募集を行なっている状況です。
未経験の方がこのお仕事に就くには、どのような方法がありますか?
設計職に全くの未経験から就業できるチャンスは多くはありません。しかし、作図経験、設計補助経験をお持ちの方であれば就業できる可能性は高くなります。例えば「実施設計だけは多少経験がある」、「類似物件での設計経験はある」というような企業側の採用条件に近い経験があれば、設計補助職として推薦させていただきます。まずは、CADオペレーター職を業務の一部として設計経験を積むことが一番良いかと思います。
また、新たな知識を吸収できる柔軟性やご自身のポテンシャルをプレゼンテーションできるコミュニケーション能力があれば、好景気における人材不足が追い風となり就業の可能性は開けます。
どんなスキルがあると時給アップにつながりますか?
設計職においては建築士の資格はもちろん評価されますが、実は資格よりも実務経験を重視する傾向にあります。建築物のデザインや仕様のトレンド同様に、流れの早い建築法規を抑えられる事が大事になります。ですので、経験を積むほど時給アップにつながります。さらに言うと、建築なら建築など、一貫したキャリアを積まれている人のほうが評価されます。
このお仕事に求められるのは、どんな人材ですか?
設計職は「クライアントの要求を形にできる知識とコミュニケーションスキル」が求められます。CADオペレータとの大きな違いですね。経験が評価されると先にお伝えしましたが、結局は「どれだけお客様が求めているモノに近づけることができるか」という部分が重要であると言えます。